2023年5月配信
【3代目の挑戦】紙で創る一閑張の販売店舗「近江一閑張 蔵 -KURA-」2023年6月3日(土) 八幡堀 石畳の小路(滋賀県近江八幡市)に開店 ~暮らしに寄り添う工芸品の新たな可能性を求めて~
2023年6月3日(土)、紙で創る一閑張「近江一閑張(おうみいっかんばり)」を制作している蛯谷工芸(えびたにこうげい)が、八幡堀 石畳の小路(滋賀県近江八幡市)に、蔵をリノベーションした店舗「近江一閑張 蔵 -KURA-」を開店します。
滋賀県湖南市を拠点に日本中を飛び回り、全国各地の百貨店(日本橋三越、大阪高島屋、福岡三越など)で販売をしている蛯谷工芸。
衣類や小物の整理に便利な浅籠・深籠、手紙や書物を収納する文箱など、手づくりの工芸品の良さを観光で滋賀県を訪れた方々にもお伝えしたいと、3代目の蛯谷亮太が一念発起し店舗の開店を決意いたしました。
ご縁があり導かれた、近江商人の発展に大きな役割を果たした八幡堀で、日々精進し、三方よしの精神を学んでいければと考えております。
【近江一閑張】
近江一閑張は、竹を材料とする従来の一閑張とは異なり、素材に紙ひもを用いており、丈夫で軽く扱いやすいのが特徴です。初代 蛯谷金介が考案し50年。皆様の暮らしに寄り添う特別な一品をご提供するため、日々制作に励んでおります。
【蛯谷工芸 3代目 蛯谷亮太】
1991年生まれ。幼少の頃より祖父と父の仕事を見て育ち、二人の師の元、伝統を守りながらも現代の生活に合った新しい作風を取り入れ、新たな可能性を求める。紙ひもの柔軟で様々な形に応用できる特性を生かし、従来の一閑張には無い物に着目し、日々制作に取り組む。
【八幡堀】
八幡堀は、安土・桃山時代に豊臣秀次の八幡山城居城のもと、城下町が栄える基礎となった町の一大動脈です。
近江商人の発祥と発展、また町の繁栄に八幡堀は大きな役割を果たし、大いに賑わいを見せたといいます。昭和初期までは、常に町の人々の経済・流通路でしたが、戦後は陸上交通の発展によって不要となった八幡堀は廃れ、ドブ川となり、埋め立ての予定もありました。しかしながら、地元の青年たちの保存再生運動により当時の美しさを取り戻しました。
堀に沿って、白壁の土蔵や旧家が立ち並びる風景は、時代劇等のロケ地としても知られています。
出典:滋賀・びわ湖 観光情報「八幡堀」
「近江一閑張 蔵 -KURA-」
〒523-0837
滋賀県近江八幡市大杉町12 八幡堀 石畳の小路
営業時間:10:00〜17:30
定休日:火曜日(その他不定休)
アクセス:JR近江八幡駅から長命寺行きバスで「大杉町」下車徒歩1分
名神高速道路「竜王IC」から約30分
近江一閑張 蛯谷工芸
〒520−3253
滋賀県湖南市正福寺1328−20
TEL:0748-60-7578
MAIL:info@ebitani.jp
蛯谷工芸公式オンラインショップ